あなたのまわりは大丈夫?「ハラスメント」にはこんなに種類があった!(後編)

前編はこちら↓
あなたのまわりは大丈夫?「ハラスメント」にはこんなに種類があった!(前編)

前編では、セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラという4つの主なハラスメントについて紹介しました。後編では、これら以外のさまざまなハラスメントについて紹介します。

アルハラ(アルコール・ハラスメント)

お酒や飲酒の場でのハラスメントです。飲酒や一気飲みの強要、意図的に酔い潰す、罰ゲームをさせる、宴会に酒類以外の飲み物を用意しないなどがあります。
アルハラにより無理な飲酒をした結果、急性アルコール中毒になり命を落とした事例もあります。命に関わる重大なハラスメントです。

「お酒はほどほどに楽しく」が大人のマナー。

ソーハラ(ソーシャル・ハラスメント)

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やソーシャルメディアに関するハラスメントです。TwitterやFacebookへのフォローや友達申請を強要する、いいね!を押させたり押したりすることにより相手にプレッシャーを与えるといったものがあります。

こまめに「いいね!」を押しすぎて、「プライベートまで監視されているみたい・・」と相手に思われてしまわないよう注意しましょう。

スメハラ(スメル・ハラスメント)

臭いによって相手を不快にさせるハラスメントです。口臭・体臭・香水・整髪料・柔軟剤・タバコ・アルコールなど、自分では気づかなくても相手に不快に思われることがあります。

食後は必ず歯をみがいて口臭を予防しましょう。

オワハラ(終われ・ハラスメント)

採用試験を受けた学生に対し、企業が就職活動を終えるよう迫るハラスメントです。「内定を出すからほかの企業は受けるな」といった直接的な言動のほか、「君を雇うのはうちだけだよ」と遠回しな言動でプレッシャーをかけるものもあります。

ハラスメントを予防するために、できること

前編でも述べたように、攻撃する意図がなくても、自分の言動や行動を相手が不快に感じれば「ハラスメント」になってしまう可能性があります。
かといって、「じゃあ、もう誰ともなるべく接しないようにする!」というのも難しいですよね。加害者にも被害者にもならないためにできることは、ただひとつ。常に円滑なコミュニケーションをすることです。「それができたら苦労しない!」と言われそうですが、すぐにできることもあるので、ぜひ今日からトライしてみてください。

その1. アイ・メッセージを使う
たとえば、遅刻の多い部下がいたとします。
お前はいつも遅刻してくるよな。だらしがないぞ」と言いたくなるところですが、これでは部下は「たしかに遅刻はよくないけど、そんな言い方をしなくてもいいのに・・」と感じてしまい、気持ちよく意見を受け入れられません。
代わりに「私はもう少し時間に余裕を持って来てくれると助かるんだけど」と私(I)を主語にして言ってみると、反感を買わずに受け入れられやすくなります。
その2. 「いつも」「絶対」を使わない
「お前は」「あなたは」を主語にして意見を言うと、「いつも時間にルーズだ」「絶対無理だ」といったように、「いつも」や「絶対」を付けてしまいがちです。
これらの言葉には、発言者側の思い込みや決めつけが入っています。自分はそうだと思っていても相手は思っていないこともあります。なるべくこれらの言葉は使わないようにしてみましょう。
その3. 評価する言葉を使わない
「お前はだらしがない」「こうするのがあたりまえだ」といった言葉もつい使ってしまう言葉です。だらしがないかどうか、あたりまえかどうかの基準は人それぞれなので、相手の反感を買ってしまうこともあります。アイ・メッセージを使い「私はこうしてくれるとうれしい」「私はそういうことを言われると悲しい」というふうに、自分の感情として伝えてみましょう。

人の価値観や考え方はみなそれぞれです。ときにはぶつかってしまうのもあたりまえ。これらのコミュニケーションを実践しスムーズに解決できれば、「ハラスメント」に発展することを防げるのではないでしょうか。

こちらの記事もどうぞ

円滑なコミュニケーションの実践に役立つ!おススメ本 あなたのまわりは大丈夫?「ハラスメント」にはこんなに種類があった!(前編)