職業訓練体験記②訓練校の選考試験

前回の記事はこちら↓
職業訓練体験記①ハローワークへ申し込む

ハローワークで申し込んだら、選考試験へ

私が申し込んだ職業訓練は、訓練校での選考試験がありました。

事務・経理のコースは、時期にもよりますがだいたいいつも人気があるようです。

選考会場に行くと、定員が20名のところそれを上回る30名近い方が来られていました。

選考は筆記試験と面接です。

筆記試験~学歴はいらないけど学力は必要!~

まずは筆記試験です。

レベルは中学校卒業程度の読み書きと計算で、制限時間は20分。

普段あまり漢字を書いたり手書きで計算をしたりすることがないので、
解くのに少し時間がかかってしまいました。

不安な人は、事前に練習をしておいたほうが良いかもしれません。

最近は、時間を測りながらクイズ形式で解けるアプリなどもあるので、
頭の体操のつもりでスピーディーに解けるようトレーニングしておくと良いでしょう。

ちなみにこれは後で聞いた話ですが、この訓練校では基礎学力が足りない人は落とされるそうです。

たしかに、簿記の勉強は漢字の読み書きや利息の計算ができないとついていけないですし、
就職活動における書類の作成や選考でも、基礎学力が見られていることがあります。

「就職に学歴は関係ない!」は通用しても「学力がない!」は通用しないと思っていたほうが良さそうです。

面接~早期就職する気持ちがあるか、再確認~

筆記試験の後は、一人ずつ順番に個室に呼ばれて面接です。

面接といっても、内容はハローワークで聞かれたこととさほど変わらない、5分ほどの簡単な聞き取りでした。

「なぜ訓練に参加しようと思ったのですか」
「これまでどのような仕事をしてきましたか」
「訓練後はどのようなところで就職したいと考えていますか」
「事務の仕事は就職が厳しい状況ですが、それでも事務職での転職を目指しますか」
「3か月間、平日はほとんど毎日朝から夕方まで訓練ですが、きちんと参加できますか」
「パソコンはどのくらい使えますか」

といったことを聞かれました。

これも後から聞いた話ですが、もっとも大事なのは「早期就職をする気持ちがあるかどうか」だそうです。

「ただ簿記を学んでみたい」
という気持ちであれば職業訓練ではなく自分で学校や講座を探せばいいですし、

「就職せずに家事や子育てに専念することも考えている」
といった気持ちで訓練に参加しても、途中で迷ったりくじけたりしてしまうでしょう。

選考通過!ハローワークで受講指示書をもらう

選考から数日後、無事に合格通知をいただきました。

訓練開始日の前日にハローワークへ来所するよう書いてあり、そこで”受講指示書じゅこうしじしょ“を受け取りました。

受講指示書とは、「あなたは職業訓練を受ける必要があると認められるので、受講してください」という
職業安定所長からの指示を書いた書面です。

「自分から”訓練を受けたい”と言って申し込んでいるのに、ハローワークの所長から指示が出るなんて変な感じだなあ(笑)」
と思ってしまいます。

しかし、ハローワーク側にしてみると、労働者から集めた保険料から再就職を目指す人に失業保険を払い、訓練を受けてもらって支えるわけなので、誰にでもというわけにはいきません。

「きちんと面談や選考をして、必要があると認められる人に指示を出して受講してもらう」
という形をとるのは、行政の建前たてまえのようなものだと思います。

何はともあれ、無事に訓練を受講できる機会をいただいたので、しっかり参加して就職に結びつけようと思います。

(続く)