職業訓練体験記③訓練にかかるお金の話~交通費や教材費は?~

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職業訓練体験記②訓練校の選考試験

訓練期間は”仕事”という意識で。服装は毎日スーツ

私が参加した職業訓練は、とある資格専門学校(学生や社会人向けに簿記や会計士の講座を実施している民間の学校)でした。

訓練校の中では、規則が多く厳しめの学校のようです。

説明会やオリエンテーションでは、「訓練には、仕事に行くのと同じ意識で参加してください」ということを繰り返し言われました。

もちろん授業中は、携帯電話の使用や私語、飲食禁止。

服装についても、職業訓練に参加する訓練生は、毎日スーツで受講しなければなりませんでした。

私は転職活動をしていたのでスーツは持っていましたが、毎日着るとなると足りないので買い足しました。

スーツは洗濯機で洗えるもの、シャツはしわになりにくいアイロンいらずのものをいくつか持っておくと便利です。

交通費は通所手当として支給される。そのほかに40日分の受講手当も

訓練校に通う交通費は、通所手当としてハローワークから支給されます。

3か月間、毎日電車やバスで通うとなると交通費も結構かかるので、これはありがたいです。

そのほかに、1日500円の受講手当(上限40日)も支給されました。

1日500円×40日で2万円になります。これも失業中にはうれしいお金です。

(通所手当や受講手当については以下の記事もどうぞ)
働けない、家賃が払えない…困ったときに使える制度⑦公共職業訓練と技能習得手当

教材費は自己負担

職業訓練の魅力は、何といっても授業料が無料であることです。

ただし、教材費は自己負担なので注意が必要です。

私が受けたコースは、教科書代が1万5千円ほどでした。

簿記2~3級のテキストや問題集のほか、経理実務や総務実務のテキスト、パソコンの授業の教科書もありました。

あとは、授業で使う電卓も自分で用意しないといけなかったので、家にあったものを持っていきました。

簿記では授業でも検定でも電卓が必須です。

ただし、100均のものはキーが押しにくかったりすぐに壊れたりするのでお勧めできません。

そして、携帯電話やスマートフォンなどの電卓機能も使用できません。

12ケタ以上でキーや液晶えきしょうが大きく使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

就活に備えて履歴書や写真代も必要

訓練期間中は、毎日訓練校に通いながら就職活動も行います。

訓練は平日の朝~夕方まで1日みっちり授業が入っているので、採用面接などに行くときは訓練を休むことになります。

ただし、丸一日訓練を休めるわけではなく、面接に行くのに必要な時間だけ授業を欠席します。

例えば、午後2時から面接がある場合は、午前中は授業に出て午後の授業を欠席します。

朝から夕方の4時過ぎまでみっちり授業を受けた後に、面接を受けに行く人もいました。

求人に応募するたびに、履歴書や写真が必要になります。

最近はパソコンでも履歴書を作成できますが、手書きの履歴書を求める企業もまだ根強く残っています。

私が入った訓練校では、履歴書は手書きのものを作成するよう指導されました。

写真については、プロのカメラマンが写真撮影をしてくださるサービスがあり、希望者は有料で撮影してもらえました。

お金はかかりましたが、やはりプロの方にちゃんと撮ってもらうと明るくきれいに撮れますし、良い写真を履歴書に貼ると印象も良くなります。

パソコンとプリンターは訓練校で借りられる

求人を探したり職務経歴書を作ったりするのには、パソコンやプリンターが必要になります。

訓練校では、パソコンやプリンターを借りられる場合もあります。

私はパソコンは持っていましたがプリンターは持っていませんでした。

なので、家のパソコンで作成した職務経歴書のデータをUSBメモリに入れておき、訓練校のパソコンとプリンターで印刷していました。

USBメモリは、パソコンの授業で使用したファイルを復習用に持ち帰るときにも使いました。

ひとつ持っておくと、たとえば面接に行く日に持っていく書類をを忘れたときなども、コンビニでさっと印刷ができるので便利です。

最初の手当が支給されるのは約1か月後

基本手当、通所手当、受講手当が支給されるのは、おおむね月に1回です。

私の場合、最初に支給されたのが訓練開始から約1か月半後でした。

訓練が始まった最初の頃は、スーツや定期券を買ったり教材費を払ったりしたので出費がかさみました。

最初の1か月は、無収入でも乗り切れるよう、やりくりをすることが大切だと思います。

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