前回の記事はこちら↓
職業訓練体験記③訓練にかかるお金の話~交通費や教材費は?~
前回は、職業訓練にかかるお金ともらえるお金の話を書きました。
今回は、職業訓練の時間にまつわることについて書きたいと思います。
訓練が始まる時間と終わる時間は?
私が通った経理・事務のコースは、平日毎日9時半に授業が始まりました。
授業は1コマ50分で、休憩は10分ずつ。
昼休みは1時間です。
6限で終わる日と7限までの日がありました。
ほかに、半日のみの授業の日が何度かありました。
災害などで休校になったときのために、少し余裕のあるスケジュールになっているのでしょう。
1日のスケジュール
9:30~10:20 | 1限 |
10:30~11:20 | 2限 |
11:30~12:20 | 3限 |
12:20~13:20 | 昼休み |
13:20~14:10 | 4限 |
14:20~15:10 | 5限 |
15:20~16:10 | 6限 |
※16:20~17:10 | 7限(※6限で終わる日もあり) |
遅刻や欠席の扱いは?
授業の開始時刻に席についていなければ、遅刻扱いとなります。
また、遅刻や早退などにより半日以上授業に出られないときは、欠席扱いとなります。
また、採用面接に行くときややむを得ない用事で休むときは、事前に学校へ申し出て遅刻・早退届や欠席届を出さなければなりません。
訓練の修了日には修了証書がもらえますが、欠席の回数が一定数を超えると訓練の修了が認められません。
寝坊や体調不良で遅刻や欠席をすると単位が減ってしまうので、なるべく就職活動以外では休まなくてすむよう規則正しい生活をし体調をととのえることを心がけました。
前半は一日中簿記の授業。宿題やテストも
3か月間のある職業訓練の前半は、日商簿記の3級・2級の授業でした。
1日6~7時間の授業が、全部簿記一色です。1日中同じ科目を学ぶことは、学生生活ではなかったことです。
そして、宿題やテストもあります。
訓練では朝から夕方まで簿記漬け。さらに家に帰った後も、宿題やテスト勉強をしなければなりませんでした。
毎日6~7時間分の授業の復習を、家で1~2時間で仕上げます。
これは、なかなか疲れました・・・。
日商簿記3級は2週間で取れる?
勉強ばかりの毎日でしたが、良かったこともあります。
毎日が簿記漬けのスケジュールのおかげで、日商簿記3級のテキストは2週間ほどで終わりました。
一人で家で勉強しても、このペースでは終われなかったと思います。
働きながら勉強をする方法もあると思いますが、それでは1日2~3時間しか勉強時間が取れないでしょうし、
そのペースではテキストを終えるのに2か月ほどかかっていたでしょう。
お金のことを気にせず1日中勉強に集中できるのは、職業訓練の大きなメリットだと思います。