職業訓練体験記⑦日商簿記3級と2級の学習内容・レベルは?

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職業訓練体験記⑥簿記を取ると転職で有利になる?

私が通った職業訓練では、日商簿記にっしょうぼき3級と2級の範囲を勉強しました。

受検者数が多く人気のある資格なので、名前は前から聞いたことはありました。

しかし、職業訓練に行くまで内容やレベルは知りませんでした。

この記事では、日商簿記3級と2級の学習内容やレベルについて紹介します。

日商簿記ってどんな検定?

日商簿記は、日本商工会議所にほんしょうこうかいぎしょが主催する検定です。

3級・2級・1級の3つの級があり、1級が最も難しくなっています。

3級と2級は年3回(6月・11月・2月)、1級は年2回(6月・11月)試験があります。

“商業簿記”と”工業簿記”って?

簿記の学習内容は、商業簿記しょうぎょうぼき工業簿記こうぎょうぼきの大きく二つに分けられます。

商業簿記は、個人商店や販売・サービス業など、「商品やサービスを仕入れて売る」タイプの会社で行う経理実務に必要な知識を学べます。

工業簿記は、工場や製造業など、「製品を作って売る」会社で行う経理実務に必要な知識を学べます。

級ごとの学習内容とレベルは?

3級

3級の内容は、商業簿記のみです。

レベルも初歩的で、経理担当者レベルの実務を想定した内容です。

私が参加した職業訓練では、1日6~7時間の授業で2週間ほどで学習しました。

1日2~3時間の学習なら、1~2か月で勉強できると思います。

職業訓練体験記④簿記3級は2週間で取れる!?

2級

2級は、商業簿記と工業簿記の両方を学習します。

将来的に経理の中心ポジションを担いたい人や、経営・財務に関わる人に必要な知識を学べます。

会計事務所税理士事務所に就職しようとすると、2級を持っていることが必須条件になることが多いです。

職業訓練では、1日6~7時間の授業で、1か月半ほどかかりました。

1日2~3時間の学習なら、3~4ヶ月ほどかかると思います。

1級

1級は、会計士税理士などの国家資格取得を目指す人向けのかなり高度な内容です。

合格率が10%を切ることも珍しくなく、かなり勉強しないと合格は難しいでしょう。

試験時間や合格ラインは?

1級を職業訓練で学ぶことはほとんどないと思われるので、ここでは3級と2級についてのみご紹介します。

3級

試験時間は2時間100点中70点以上取れば合格です。

問題は第1問~第5問の5つの大問に分けられており、第3問と第5問は配点が各30点あります。

この2つで計60点となるので、ここでいかに落とさないかがポイントです。

2級

3級と同じく、試験時間は2時間100点中70点以上取れば合格です。

問題は第1問~第5問の5つの大問に分けられており、各20点です。

第1問~第3問は商業簿記、第4問・第5問は工業簿記です。

2級は年々難しくなっていると言われており、合格率が10%台のこともあります。

すべての問題が難しいわけではなく、商業簿記より工業簿記のほうが解きやすいと言われています。

過去問を本番形式で何度か解いて、慣れておくことが大事です。

3級・2級は同時に受検できる

3級は午前、2級は午後に試験があります。

なので、3級と2級を同じ日に2つ受検することもできます。

私も、職業訓練に通っているときに受けた初めての検定では、3級と2級を同時に受けました。

試験会場は事前にチェックしておくといい

3級・2級を同時に受けるときは、昼食が必要です。

昼食を買う場所や食べられる場所があるのか、買いに行く場合は時間が十分にあるか、混雑しないかなどを事前に確認しておくとよいでしょう。

筆記用具・電卓は予備も持っていく

簿記検定は、電卓が必須です。

もし試験の途中で壊れても、会場で電卓を借りることはできません。

筆記用具と電卓は予備も用意しておくと良いでしょう。

日商簿記についてさらに詳しく知りたい方は、こちら。(日本商工会議所のサイトに移ります)