休み方改革

今年の夏休みは、社会人になっておそらく初めてまとまった連休をもらった。

これまでは、有給休暇などを土日と組み合わせて3~4日休むといったことをしてきた。

けど、自分が休んでいる間も職場は動いていたので、「この日に休みたいけど急な予定が入ったら取り消さないといけないかも・・」とギリギリまでいつ休むか決められなかったり、いない間に仕事がたまっていくのが憂うつだったり、トラブルが起きていないか気になったりして、あまり気が休まらなかった。

今年は一斉休業だったので、そういったことを気にする必要がなく、早めに休暇中の予定を決めることができたし、仕事のことを気にせずゆっくりできた。

旅にも行った。前から田舎いなかの静かな小さな宿で、心ゆくまで読書にふける旅がしたい」と思っていて、古民家を改装した趣ある小さなゲストハウスに数日泊った。

ゲストハウスは、シャワーやトイレは共有で、壁も薄いから人の声や物音もけっこう漏れてくるような場所。

でも「夜何時以降は、おしゃべりや大きな音を出すの禁止」など、みんなが過ごしやすくするためのルールはしっかりしてるし、ひとり旅の人も多い。

夜はなんとなく共有ラウンジに集まって、思い思いにお酒飲んだりテレビ見たりして、適度な距離で人の存在を感じられて、とても過ごしやすかった。

読書も進んだし、景色を見たり美味しいものを食べたりしてリフレッシュできた。

休暇に入る直前は、休暇の分いつもより締切が早くなる仕事もあったし、できるだけ仕事を片付けておきたかったので、かなりばたばたしたけど、その分集中してメリハリをつけて取り組めたと思う。

以前だったら、休暇前にどこまで片づけておけばいいかわからなくて、仕事が終わらなくて休みの予定がつぶれることになっても「片づけられない自分に問題がある」と思えなくて、むしろ「休みがつぶれるほど忙しい自分は価値がある」という壮大な勘違いをしていたように思う。

「休むときは休む」と決めて、休めるように片づけて、無理なことは後に回したり誰かにお願いしたりして、気持ちをスッキリさせて休暇に入る。

「休み方を変えることが、働き方も変えていくんだなあ」と感じた、今年の夏休みだった。