【復習ノート】発達心理学概論

発達とは

生理的早産

比較行動学者のポルトマン(Portmann,1951)は、進化的な観点から見た人間の発達の特殊性を明らかにしている。
人間は身体・脳の構造、妊娠期間、子の数という点では離巣性、出生時の状態のみ留巣性

初期経験とその影響

・刻印づけ(刷り込み)…ローレンツ(Lorenz,1952)
・愛着理論…ボウルビィ(Bowlby,1953)第二次世界大戦による戦災孤児の研究

社会学者のエルダーは、世界恐慌(1929年)の影響を研究し、乳幼児期に深刻な経済的はく奪を経験した子どもの心身への悪影響を見出す。

発達心理学の諸理論

ピアジェによる発達段階

感覚運動期=0歳~2歳ごろまで
ことばの使用によらず、見たり触れたりすることによって、認知の適応を図る
前操作期=2歳ごろ~7歳ごろまで
ことばを用いることが可能になるが、具体物の見えに影響され、理論的思考は十分でない
具体的操作期=7歳ごろ~11歳ごろまで
具体物や具体的状況においてのみ論理的思考が可能
形式的操作期=11歳ごろ以降
言語や記号を用いた抽象的な論理的思考が可能になる時期

エリクソンのライフサイクル論

1.乳児期=基本的信頼 対 基本的不信
2.幼児初期=自律 対 恥・疑惑
3.遊戯期=自主性 対 罪の意識
4.学齢期=勤勉 対 劣等感
5.青年期=アイデンティティ 対 アイデンティティ拡散
6.若い成人期=親密 対 孤立
7.成人期=ジェネラビリティ(次世代育成性) 対 停滞
8.老年期=インテグリティ(統合) 対 絶望